クリニックに転職する際の注意点

大学病院などは患者の急変や夜勤があるため、看護師の勤務は非常に大変なものになっています。
仕事はもちろん大切ですが、息抜きに家族と過ごしたい・友人とゆっくりと旅行したいという人も多いでしょう。
そのため、ゆとりを持って働けるクリニックに転職したいと考えている看護師は多いです。
しかし、大手の病院から転職する場合は慎重に職場を選ばなければ、こんなはずではなかったと後悔することになります。

実は、クリニックに転職した際に「サービス残業が当たり前だった」「残業代を申請しても払ってもらえない」と嘆く看護師は多いです。
ゆとりを持って働きたいと考えて転職したのに、これでは元も子もありません。
失敗を避けるためには、まず転職活動の際に求人票で残業についての記載があるか確認することが大事です。
「残業少なめ」「残業が月10時間以下」などの記載があれば、それほど激務では無いと言えます。
また、残業代の支給について明記があることも大事なポイントです。
たとえば、「15分単位で残業代を支給」と記されていれば、サービス残業はなく良心的なクリニックと言えます。
逆に、求人票に一切残業について明記していない場合は注意が必要です。

そのほか、クリニックの求人票の休日欄もチェックした方が良いでしょう。
一般的に、クリニックで年間に取得できる休日の日数は120日と言われています。
そのため、年間に休日が120日以上あるクリニックは休みが多い職場と言えるでしょう。